お知らせ

講演会:羽ばたけ!家事使用人の少女たち~バングラデシュからの報告~を開催します。

バングラデシュには家事使用人として働く少女たちが約33万人も存在するとされています。少女たちは小さい頃から人の家で働かされ、学校に通う時間、遊びの時間も与えられていません。親元を離れ、見知らぬ雇用主の家で住み込みで働く少女も多くいます。

1972年からバングラデシュで活動する日本のNGO、シャプラニール=市民による海外協力の会のダッカ事務所スタッフが来日し、バングラデシュで家事使用人として働く少女たちの現状と、支援の取り組みについて全国で講演します。福島にも来てくれることになりました。

主催:ふくしま地球市民発伝所(福伝)、シャプラニール=市民による海外協力の会
会場:福島県青少年会館 第2研修室(福島市黒岩字田部屋53-5)
お申込・お問合せ先:ふくしま地球市民発伝所 藤岡恵美
(電話:080-4208-0318、メール info@fukushimabeacon.net)
参加費:500円(資料代)

★講演後、講師のマフザさんを囲んでお茶とお菓子の懇親会も予定しています。

講演者:マフザ・パルビン シャプラニールダッカ事務所プログラム・オフィサー

2009年7月にシャプラニールダッカ事務所に入職。プログラム・オフィサーとして、家事使用人の少女支援事業および、シャプラニールのフェアトレードブランド「クラフトリンク」の現地担当をしている。

 

<マフザさんからのメッセージ>
家族と離れて雇用主の家で暮らす少女たちは、自分の気持ちを吐露することさえできません。雇用主の中には少女の体調など気にせず仕事を強要し、暴力的な人もいます。私は一児の母として、このような光景を見ると胸が張り裂けそうになります。みなさんの温かい気持ちやご支援が、世界から働く子どもたちをなくすことにつながると私は信じています。
日本で皆さんにお会いできることを楽しみにしています。